出版支援事業 社史・記念誌 製作

「社史」「記念誌」を作りませんか

社史づくりの意義を考える

 近年、企業の周年記念事業として社史の刊行が広く行なわれるようになりました。 そうした節目に制作した社史を贈呈しあうことが、企業間交流の新たなトレンドにもなってきているようです。 

しかし、社史づくりの意義は何かと考えてみると、これは分かったような分からないような問題です。社史をつくったからといって会社にとってのメリットがすぐに目に見えて現れるわけでもありませんし、社史をつくらないからといって日々の企業活動に何か不都合が生じるというものでもありません。
 しかし、では無意味かというと、そうではない。それどころか、何となく漠然とではあるが「とても大きな」意味があることを、誰しも察せられるのではないでしょうか。社史づくりとはすなわちそうしたものであり、その目的を功利的なメリットに集約できない、すぐれて「人間的な」意味のある作業であるということができるでしょう。

社史は企業の「命の記録」

 社史は大きな会社が「箔付け」のためににつくるものだとか、その歴史を都合良く記述するものだとかいう意見は昔からあります。国の歴史書ですら為政者の意向で事実を脚色したり隠蔽したりしてつくられているというのが定説ですし、歴史書はそれをつくる人の立場で記述されるものであることは認めないわけにいきません。
 けれども、そういうことをもふまえた上で、社史の本質は企業の「やむにやまれぬ命の記録」であり、「言葉にならない意思」を最大の動機として「書き残される」「人間的な価値のある」ものであると当社は考えています。  その動機は、大企業に劣らず中小企業にも当然あるものです。大企業には大企業の、中小企業には中小企業の「やむにやまれぬ命の記録」が書き残されるべきと当社は考えます。
 人はなぜ「書き残す」のか——これは考えていけばいくほど興味深い哲学的なテーマであり、また「言葉を持った生物の生理」という科学的なテーマでもあり得ます。答を出すより考え続けることに価値のある問題であるといえるかもしれません。
  私どもは、こうした基本認識に立って、企業様の求められるものをより深く理解し、より深く表現できるようにと努めながら、社史づくりのお手伝いという仕事に日々取り組んでおります。

社史の「実用的価値」

 社史づくりに取り組むときには、上記しましたように、まずその「言葉にならない志」をはっきりと自覚しておきたいものです。
 ……その上で、社史の価値・効用について実用的な角度からもう少し具体的に明文化したかたちでまとめてみますと、大略次のようになります。

1.未来への道しるべとして
温故知新……「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」と読まれるこの言葉の真意は「過去の事実を再研究して新しい方法を発明する」ということです。社史づくりは会社の歴史を噛みしめながら明日への新たな道標をうち立てる営みです。

2.社員教育の資として
社員、特に若い社員にとって、自社の歴史への深い理解は仕事への意欲と誇りの源泉となります。その意味で社史は絶好の社員教育のよりどころといえます。


3.歴史を築いた先人や取引先への謝恩に

創業期から社業発展につくしてきた先人の労苦をしのび、また、長く貴重なパートナーシップを保ってきた取引先や関係者の人々に謝意を表すため、社史はこの上ない記念品となります。


4.好機ををとらえた強力なPR材に

「創業○○周年」「会社設立○○周年」「創業者生誕○○周年」などの「節目」は、自社を改めて各方面に広くPRすべき絶好の機会です。このチャンスを生かすためにも、社史は最も効果的なツールとなります。

 
他にも、「業界史、ひいては日本産業史としての意味がある」「経営上のヒントが得られる」「実際の業務に資料として活用できる」などのメリットも挙げられます。このように、会社の歴史を「本として残す」ことには測り知れない深い意義があるのです。



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